2008/01/26

Teaching or Learning

ジーコは日本代表に相応しい監督ではなかったが、ジーコのやり方を見ていると、
なぜブラジルでは次々に選手が育ってくるのかわかるような気がした。
という書き出しで始まる興味深い記事を先日読んだ。



ジーコは選手達にプロとしてあるべき精神論を強調し、
実体験に基づくピッチ上のアドバイスはするが戦術的な統制は行わない。
日本人選手は教え込まれるのが当たり前の文化の中で育ってきたせいで
戸惑ったらしい。

その記事によると、ブラジルでは子供が育成過程で接する指導者とは
ジーコのようなタイプばかりなのだ。
ブラジルで本格的に指導者の資格を取得しようとしたら、
大学でしっかりと学ばなければならない。
興味深い事に本格的な指導者は基本的に若年層の指導には携わらないらしい。
サッカー王国ブラジルでは、子供たちが必要な技術を遊び感覚の中で身につけ、
そして戦術の詳細は欧州へ渡ってから覚えていくのだ。
アルゼンチンでも、戦術を教え込むのは17歳になってからだそうだ。

一方日本の指導者たちは非常に勉強熱心で、
経験に裏打ちされた指導者が少ない分、学んだものを全て伝えようとする。
また、やって見せられない分、理論で補おうとするわけだ。
若年層になるほど、教えたい欲求を制御できない指導者が目立つ。
戦術が先立てば規制が増え、ミスすれば怒鳴られ、
子供たちは挑戦する心を失う。
こうなるとサッカーはつまらなくなるし、成長も止まる。


驚く事に、これはバスケットにも言える事で、
バスケットの本場アメリカでも高校生までは1on1が中心で、
システムは大学に入ってから徹底的に学ぶ。
自分の経験から考えてみると、
スキルはテレビを見てマネしたり、
遊びの中で相手の得意技を盗んで身についた。
コート上の駆け引きや、ちょっとしたヒントは
指導者が教えてくれるものではない。

名選手は必ずしも名コーチではないと言われるが、
ジーコの事例で考えると、子供達にとっては名選手は立派な名コーチだ。
日本の子供に必要なのは頭でっかちな戦術論ではなく、
むしろ名選手のコーチではないだろうか?

さらに言うと、日本も大学が重要な役割を果たさなければならない。
しかし、どうだろう。
ゾーンオフェンスを教えてもらった事ないという選手もいるのだ。
これも現実。

2008/01/23

I ain't hungry.....at all

J-sportsのsports centerを見てたら
カーメロ・アンソニーが着地で思いっきり足首捻挫してた。。
イタタタ。
あとヤオ・ミンが結構活躍してた。

さて、
最近また進化したく、ちょっとずつ変化して行こうと思う。
毎日の同じような生活を打破する為に
ちょっとずつ変わった事をやっていけばいいかもしれない。


今の俺にはハングリー精神がない。

2008/01/06

I wish you a safe, healthy, and prosperous New Year!

あけましておめでとうございます。
最近更新が滞っておりますが、
今年もこんな調子かもしれません。
ですが、今年もどうぞよろしくお願いします。


さて、今週は1勝1敗でした。
2戦目は大量リードしておきながらの、逆転負け。
前半はすごく良いパッシングゲームができてたのに
オールコートプレスにはまってしまいました。
前半のようなバスケができたらどこのチームにも
負けない自信があります。
試合後に沈んでる全員に声を掛けて帰りました。
まだシーズンは長いし、次はチャンピオンチームと2連戦なので
凹んでられません。
人生もバスケもプラス思考が吉とでるはず。反省すべき所は反省して。

さて、
今、この仕事とは別にスクールのコーチを掛け持ちしてます。
今回のホームゲームはスクール生の紅白戦をやらせてもらいました。
スクール生といっても、4歳から9歳までの
ミニバス前の子供たちなのでゲームにはなりませんでしたが、
中には素でラグビーになってしまう子供やら、
泣いてしまう子も居たりして
珍プレー好プレーで場内を沸かしてある意味面白かったです。

試合前にハドルを組む事を教えてやりました。
そしたら試合途中にもやってくれて成長したなあと誇りに思いました。
紅白戦後にスクール生を集めて反省会をし、
ハドルの重要性を再確認。

俺『今日みんなで肩を組んだよな?あれなんて名前だっけ?』
子供『ああ、あれさー、んとね、バトルじゃろ?』

など、子供はまじめに答えてくるので傷つけないように
訂正してやります(笑)

そしたら次に反省会中にも関わらず、ある兄妹の兄が
妹を叩いたという事で妹が泣いて来たので、
『どんな理由があっても女の子を叩いたらいかんだろ?
それが男の子やさしさじゃん。』
と、言ってやりました。兄はふくれてましたが、
子供たちはバスケットをしながらこんな人生勉強もしております。

大変ですが、楽しいです。

2007/12/17

Books

Okaayy!

ホームゲームに島本さんが来られていたのでまた色々と
良い話ができました。
アレン・アイバーソンの本が島本さんの監訳で発売されるので
それを1冊頂きました。
まだ、さわりしか読んでませんが、その中でアイバーソンは、
『俺は最高のプレーヤーになりたい。その理由は
それが俺の仕事であり、1番になりたいから。』と書いてありました。

バスケットボールを仕事として生きている以上、
自分も1番を目指す。
日本一を目指そうと思う。

メジャーに挑戦した長谷川投手が本でこんな事を言っていた。

野球とは自分自身を映す鏡。鏡に映る自分に嘘はつきたくない。
だから高い目標を掲げる。鏡にかっこいい自分を映したい。
だから努力は惜しまない
鏡の中の自分自身に負けないように。

彼のタイムマネジメントはとても参考になる。
日記を付け、1日の目標を立てる。
20歳から引退する60歳までを1つの区切りと考え、
40年を4つのクォーターで分ける。

そうする事によって自分自身の成長が把握でき、継続する事によって
自分の中の自信を深めていく。
彼のバッグにはいつもビジネス書が入っていて、
ビジネスに限らず1日3時間は読書をするらしい。
引退した後の事までちゃんと考えてる証拠だと思う。


自分は今まで読書はあまり好きな方ではなかったが、
この年になって読書が好きになってきた。
世の中や人生のリアリティーを見れば見るほど
興味が沸いてきたような気がする。

さて、気づけば現役の第1クォーターは30代で終わってしまったから
第2クォーターもフルスロットルで頑張らねば。
振り返ってみると第1クォーターは
ある程度満足行く結果だったかもしれない。
犠牲にしたものはたくさんあったけど、良いシーズンもあれば
悪いシーズンもあるわけで、ポジティブに行こうと思います。
バスケットボールはあくまでも人生を楽しむ為の1つのツール。
人として成長する事が重要だと思います。

もっと本を読んでればなあ。
子供の頃、親がクリスマスのプレゼントに本をくれた時、気づいていればなあ。
1日が48時間あって家の中がボーダーズ(本屋)だったらいいのに。
Never too late.
Seeeeeee ya!



2007/11/21

Pro

今、明け方の4時。
スカウティングの準備をしながらNCAAの放送をテレビで見てたら
こんな時間になってしまいました。
その後、ちょうどAND1 mixtape tourの再放送がやってて、
久々にナイトホークスにいたベイビーシャックを見て昔を懐かしんでいました。
AND1ツアーの最後に優秀選手が選ばれ、
賞金$25,000が手渡されたんですが
インタビューの中でこんな事を言ってました。(うろ覚えですが)

『父親は定年の年なのにまだ仕事を2つ掛け持ちしてる。
これで家族に少しは楽な生活をさせてやれるし、娘の教育費も心配なくなる。
俺は彼らの為ならなんだってやるよ。』

俺はABAの選手がいくらもらってるか知ってるし、
彼らが親と同居したり仕事を掛け持ちしてるのも知ってる。
彼らが頑張れるのも自分の人生を変えてくれるNBAというものがあるからだ。

日本はどうだろうか?
プロになっても夢が見れるほどお金はもらえない。
たとえ1年しかプロの世界で生き残れなかったとしても、
せめてその金を運用できるくらいの金はあげたい。
その結果、競争は激しくなるかもしれない。

その金をどうするかは選手の責任だが、
そういう教育をしてあげるのはプラスαのメリットとして
同時進行で与えていくべきだと思う。


P.S.昨日、東京にあるレストランで成功したという人のビジネス講演に行ってきました。
とても良い話だったのでノートにメモをびっしり取ったので
次回にでも紹介します。

2007/11/14

Be a happy person

ホームゲームが無事に終わりました。
ホント、困った事が色々あったけど、心地よい疲れです。

自分にとっては初めてのホームゲームで
演出からなにから全てにおいてびっくりしました。
まるでNBAの会場にいるみたいでした。
実業団時代はチアガールが先導しても
『ディーフェンス』の声は出にくかった。

だけど、今はMCのリード1つで観客が自発的に
『ディーフェンス』の声で応援をする。
お客さんはゲームも楽しみに来てるけど
雰囲気を楽しみに来てると確信しました。
エンターテイメント。

一番びっくりしたのは会場の中に6mの飛行船が飛びました。
空中から商品引換券をばらまきながら。
観客動員数3720人。















そしてもう一つ、すばらしい出会いがありました。
土曜日の試合前に地元の子供を対象としたクリニックを
行いました。
子供だけじゃもったいないので指導者クリニックも行いました。

コーチはハウイ・ランダさんとリンダ・ステイリーさん。
このチームでは自分はGMと同時にスクールコーチとしても働いているので
今回のクリニックではコーチングスタッフとして参加しました。
ランダさんは世界的に有名なコーチで、
選手として、そしてコーチとしても殿堂入りしてる偉大な方です。
以前に何回もラスベガスでお会いしてたんですが、
今回初めて色々なお話が出来て親しくなりました。

うちのチームの感想、アドバイス、自分がGMとして何をすべきかなど。
そしてランダさんの過去の話もしてくれました。
特にNBAのスカウトをしてた時代にマイケル・ジョーダンを
スカウティングしてた話は面白かったです。
試合の途中でスカウトをするのが馬鹿らしくなりノートを閉じたそうです。

ランダさんは75歳なのですが、あんなに楽しいクリニックは初めてです。
ランダさんの人柄が好きになりました。

リンダさんは元気で美人な方でした。
UNLV卒で全米最優秀選手にも輝いています。
親子ほどの年が離れてますが、2人のやり取りを見てると面白くて。
あのコンビは地球最強だと思います。














p.s. さっきTSUTAYAから徒歩で帰ってくる間に
アメリカの共同オーナーと電話をし終えて、
家のエレベーターに乗ったら珍しく3階で人が乗ってきました。
そしたらつい、Are you goin' up?(上に行きますか?)と
英語で喋ってしまいました。
数分前まで英語で話してたから頭が英語モードでした。
たぶんその人、アジア系の留学生だったと思うんですが、
Oh, y,yes と戸惑いながらも答えました。
今、あの場の空気を思い出すと、
おかしくて笑いが止まりません(笑)。
1人でパソコンの前で笑ってます。

ブログのテーマ曲を変えました。


ランダさんのDVDとシグニチャー。

2007/11/09

One of my ex-teammates called me

おととい、元チームメイトから久々に電話があった。
そいつは今新潟のチームのAコーチをしてる。
俺がGM代理になったという事を彼のチームの
広報から聞いたそうで電話してきてくれた。

昔、OSGで一緒に働いている時も彼はAコーチで
自分はマネージャーだった。
彼はもともと心臓に持病を持っており、
大学までは全日本級の選手だったが、大学の試合後に
倒れて病院に運ばれてから引退する道を選ばざるを得なかった。
死んでてもおかしくない程の大手術だったらしい。

実はOSG時代にも彼は倒れた事がある。
あれは忘れもしない、合宿中の出来事だった。
朝、寮の部屋のドアをノックする音で目覚め、
ドアを開けると苦しそうな顔の彼が居た。
急いで救急車を呼び、自分の車に彼を乗せ、
少しでも救急車との合流を早める為に走った。
救急車が来るまで待つべきかどうか迷ったが、
自分がそうせざるを得ない程、緊迫した状況だったと思う。
車の中で絶えず『おい!大丈夫か!頑張れよ!』と連呼してた。

手術は無事に成功し、その後もチームにコーチとして復帰したが
しばらくして彼は新潟のチームに移籍。
俺はOSGを辞め渡米。
渡米後もキッズスクールのコーチにならないか?と連絡を
ちょくちょくしてくれてたけど、しばらく連絡を取ってなかった。
後で聞いたら新潟でまた倒れたらしい。
その時は今まで以上に深刻だったみたい。



彼と久々に電話で話してて懐かしいなと思うと同時に、
力強さを感じた。
こいつほど一生懸命生きてるやつ見た事ないって思った。

明日を保障されてる人なんてこの世の中にいない。
だから一日一日楽しむしかない。


さて、今日は日本バスケ界を代表するMCの方が別府に来られてたので、
体育館目の前にある聴潮閣(ちょうちょうかく)という
近代和風建築で有形登録文化財の建物の中で
コーヒーをすすりながら2人で盛り上がりました。
ちなみにそこの別館が昔、うちの球団事務所だったみたいです。
こんな雰囲気の良い場所が今でも事務所の隣だったら
毎日コーヒーを飲みに来るのにな・・。

聴潮閣は大正から昭和初期の雰囲気を感じさせる古い建物です。
今度誰かが来たらそこに連れて行こうと思う。
写真は今回座った椅子からみた庭の景色。
ノスタルジックな感じです。